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2016-08-19

サーマルカメラで獣害を抑止

ドローンに温度を映像化するサーマルカメラを装着して、
野生動物を可視化できるか、昼間と夜間に検証実験を行いました。
(夜間飛行承認取得済)
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結果、夜間のフライトで野生のシカらしき動物を映像化することができました。

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全国的にもこのような実証実験は、初めての取り組みになりますが、
農家の方が丹精込めて育てた農作物が被害にあったり、
人間がクマやイノシシに襲われるニュースも後を絶ちません。

 

岡山県北の山間部でも、イノシシ、シカ、クマなどによる獣害が年々深刻化しています。
この秋から冬にかけて、サーモカメラ付きドローンによる空撮で、
シカやイノシシ、クマなどを映像化して、生態系の把握を行うとともに、
狩猟を効率化して獣害を抑えていきたいと考えています。

 

また、この技術を応用して遭難者の捜索でもサーマルドローンを活用できます。
進化するドローンやテクノロジーを、正しく利用して、
地元をさらに暮らしやすい環境に整えていきたいと思います。

 

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